一日に必要な食物繊維の量はどれくらいでしょうか。日本人はどれくらい食物繊維を摂れているのでしょうか。
昭和30年(1955年)前後の日本人は食物繊維を豊富にとっていました。およそ20g程度を摂っていたと思われます。
芋類、穀類、野菜中心の食事は貧しい食事のように言われますが、欧米の食生活に近づき、「豊か」になるにつれて、食物繊維の摂取量はどんどん低くなってしまっています。
五大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)に続き、「第六の栄養素」ともいわれる食物繊維ですが、「豊か」になるにつれ摂取量が減っていくという皮肉な状態になっているのです。
現在ではどうでしょうか。
日本人の成人男女では、1日に25gほどの食物繊維が必要だと言われています。ところが実際には15g程度しか摂取できていないのです。
そのため毎日10g程度の食物繊維を食事以外から補う必要があるといわれているのです。